第22回歴史散歩「能登門前復興支援に向けての歴史探訪」

第22回歴史散歩「能登門前復興支援に向けての歴史探訪」

期 日:4月14日(月)
参加者:25名(うち女性9名)
 当日は天候が危ぶまれましたが幸い好天に恵まれました。9時半に事務局を出発し福浦港、巌門など海岸ルートを北上しました。福浦港は街中に人がほとんど見当たらず静かに復旧を待っている佇まいで、巌門は閉鎖されていてほどんど観光はできません。

巌門にて
 能登二見(機具岩:はたごいわ)から道の駅「富来海街道」で昼食を済ませて阿岸本誠寺へ。今回もお世話してくださった米岡三郎さんによると、「浄土真宗のお寺としては能登最大級かつ最古、茅葺の寺は日本に3か所しかない」とのこと。固有種のアギシコギクザクラが満開を迎えていました。

米岡三郎さん
 
 天領黒島地区では、黒島地区区長会副会長の北野昭男さんに被災した街中と北前船資料館を案内をしていただきました。資料館は今回特別に開けていただきました。黒島地区は江戸後期~明治中期に最盛期を迎た地区で、角海家を初めとする重要伝統的建造物がほどんど倒壊等の被害を免れなかったようです。北野さんは「地震の傷みは酷いけれども前を向いて進めている」と力強く話されました。参加された皆さまからの「志」を、川田支部長が代表して北野副会長へお渡ししました。

黒島地区此花町、北野町会長から説明を聴く
町会長に「寸志」をお渡ししました(右)

 黒島地区を抜け鹿磯(かいそ)港へ。ここは地盤が4m隆起しており港全体が浮かび上がり、自然の驚異を感じさせるものでした。最後の探訪地總持寺祖院は、前回の能登地震の復興なった矢先での今回の災禍であり、ガイドさんから歴史を伺いながらも新しい土塀が傾いていたり菩薩様が台座から落ちたままになっているなど、まだまだ痛ましい状況を目の当たりにしました。

隆起した鹿磯港、總持寺祖院前にて(右)

 今回は往復240kmと車移動の長い探訪でした。能登の桜は行く先々で満開でしたが、参加された皆さんは地震の痛みが心に刻まれたことでしょう。今年度の歴史散歩は、夏の輪島、秋に珠洲と歩を進めたいと思います。皆さまの参加をお待ちしています。 4月15日、黒島地区の北野副会長からお便りが届きましたので共有させていただきます。